2020年10月15日頃からの発送を予定しております。
紅玉(こうぎょく)
紅玉は19世紀にアメリカで生まれた品種です。日本では最も古くから栽培されている品種です。
その酸っぱさ故に、加工向きと思われている方も多いかも知れませんが、
実は完熟すれば甘味も出て生で食べても美味しいです。
市場に出回っている紅玉は9月上旬に葉取り作業をして、9月下旬~10月上旬に収獲されています。
もりやま園では一般の紅玉が出回る頃に葉取り作業を開始し、さらに約10日樹上完熟させます。
なぜ葉取り作業をそれほど遅らせるのかというと、太陽のエネルギーをより長く
果実に蓄積させることが出来て味の濃い紅玉になるからです。
この自然の営みに逆らわない作り方が、濃い味わいと同時に、ゴム病やコルクスポットという
貯蔵障害にも強い作り方であると、私は考えています。
どの品種も収獲するタイミングはとても重要です。味と貯蔵性を両立するには早すぎても遅すぎてもだめです。
もりやま園はりんご業界初のクラウドシステムを独自開発し、実証実験を続けています。
勘や印象だけではなく、客観的事実に基づく栽培計画を推し進め、終わりのない改良を進めて参ります。
5kg (約18~20個)
10kg (約36~40個)